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Dec

ファイトケミカルに関する臨床的証拠―12の研究例

ファイトケミカルに関する臨床的証拠―12の研究例 ポリフェノールを欠く食事は、認知症、高コレステロール、関節炎、肌の老化や黄斑変性症など、多くの慢性疾患に関連があると言われています[Rezai-Zadeh, Maclarty, Elmets]。一方でポリフェノールを多く含んだ食事はがんの発症のリスクを減らし、初期治療の効果を上げることに関連があると言われています。 最も有名な科学的臨床試験を下にいくつかまとめました。 1、緑色葉野菜 やにんじんに含まれるカロテノイドは多くの研究で喫煙者の乳がん、卵巣がんやすい臓がんのリスクの抑制に関連があるとされています[Hu, Tung, Banim, Chaoyang]。 .2、ブロッコリーやその他キャベツ、カリフラワー、メキャベツやラディッシュなどのアブラナ科の野菜に含まれるスルフォラファンやインドール3カルビノールは前立腺がんの抑制に関連していると言われています[Joseph]。ブロッコリーは抗酸化酵素グルタチオンSトランスフェラーゼを促進し、これが変異したグルタチオン遺伝子(GSTM1) を持つ、人口の50%にあたる人々にとってブロッコリーが特に効果があることの説明となっています[Heinen]。 3、ターメリックの黄色は、クルクミンに含まれるクルクミノイドによるものです。 研究により、このクルクミンを一日100から200mg、長い期間にわたって摂取する国の人たちに、ある種のがんの発生率が低いこともわかっています。 ある臨床研究では、大腸に前がん病変のある患者たちに、クルクミンを摂取してもらったところ、前がん病変ががんへと進行するのを防ぐことができました[CRUK]。 多くの基礎研究においてがん細胞を死滅させ、がん細胞が成長するのを防ぐことがわかっています。 特に乳がん、前立腺がん、大腸がん、胃がん、皮膚がんに効果があることが証明されています。 2007年のアメリカでの研究において、クルクミンを化学療法と組合せて大腸がん細胞の治療に使用したところ、この併用療法が化学療法のみよりもより多くのがん細胞を死滅させることができました。 4、緑茶に含まれるタンニンやフェノール酸は特に喫煙者や飲酒をする人たちの乳がん、前立腺がん、卵巣がんや食道がんのリスクを減らすことができます[Sun, Wu 2006]。   5.がん発生後において、緑茶を多く摂取することで乳がん[Ogunleye]や結腸直腸がん[Zhu]の再発率をさげることができます。また、30%の白血病患者の異常な白血球の数を減少させ、前立腺がんをもつ男性のPSAレベルや複数の増殖要因のレベルを下げることができますShanafelt]。 5、ザクロに含まれるエラグ酸は、前立腺がん患者の第2相試験と前立腺がんの無作為研究において、PSAやその他マーカーの進行を遅らせる結果がでています。この傾向はサプリメントなどの濃縮されたポリフェノール豊富な食品と組み合わせることでより顕著になります[Paller, Thomas, Carducci, Pantuck]。 6、リグナン‐乳がんの女性のうち、野菜、シリアル、ナッツや大豆を多く摂取し、血清中のリグナンのレベルが最も高い人たちは死のリスクが最も低くなると報告されています[Buck 2011]。同様に、リグナンやポリフェノール豊富な食事は、大腸がんの再発率の低下と関連があるといわれています[Zhu]。 7、幼いころから定期的にイソフラボン、フラボノンや大豆製品を摂取することは、乳がんや前立腺がんの発生率を減らすといわれています[Song-yi]。大規模な上海乳がん生存研究では、ポリフェノールやイソフラボンを多く摂取した女性は、再発や死のリスクが29%少なくなることを示しています[Boyapati]。 8、色とりどりの果物やトマトに含まれるリコピンは、前立腺がんのリスクを減らすことに関連があると言われています[Giovannucci]。 9、タマネギに含まれるケルセチンなどのフラボノイドは、特に喫煙者の肺がんなど、多くのがんの発生を減らすことが分かっています[Knekt, Le Marchand]。 10、ダークチョコレートに含まれるアントキサンチンは結腸がんのリスクを減らすことが報告されています[Rodríguez-Ramiro]。 .11、基礎研究においてはコーヒーに含まれるフェノール酸とコーヒー酸があらゆる種類の皮膚がんのリスク[Song, Loftfield]や大腸がんの進行のリスクを減らすことを示しています[Kang]。 12、緑の葉物野菜などのゼアキサンチンを多く含む食品が、最初に発生したがん病変の治療後の新たな皮膚がんの形成を押さえることがオーストラリアの大規模な研究でわかっています[Heinen]。 References World Cancer Research Fund/American Institute for Cancer Research. Food, Nutrition and the Prevention of Cancer: A Global Perspective. AIRC: Washington; 2007.

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